シンク

シンクには、オシレーターの話かクロック信号の話かによって、2つの異なる意味があります。

オシレーターの中には、信号(通常はパルス、または矩形波の立ち上がりエッジ)を受け取ると、波形を最初にリセットするモードを備えたものがあります。同期される側のオシレーターは「スレーブ」オシレーターと呼ばれることがあります。そのシンク信号は2つ目のオシレーター(「シンクロナイジング」オシレーターと呼ばれることもあります)から来ており、通常は同期される側より低い周波数にチューニングされています。2つのオシレーターの間に正確なオクターブ関係がないと、波形は途中でリセットされた形に変わり、2つ目のオシレーターの周波数に追従します。スレーブ側のオシレーターの周波数をモジュレートすると、とてもかっこいい「引き裂くような」サウンドが作れます。シンプルなADエンベロープがよく合います。

シンクには、ハードとソフトの2種類があります。ハードは、マスターが指示すれば、何があってもスレーブ側のオシレーターが必ずリセットされる方式です。ソフトは、スレーブ側のオシレーターが自身の波形の終わりに近いときだけリセットされる方式で、2つのオシレーターがオクターブ間隔に近い音程にチューニングされていない限り、シンク信号を無視します。

タイミングの文脈では、シーケンサーやドラムパターンを同期させるとき、関係するすべてのモジュールが従うマスターのタイミング信号、つまりシンク信号をモジュラー全体に送るのが一般的です。これは通常、ゲートまたはトリガー信号です(継続時間が短すぎるトリガーには注意してください。モジュールによってはシンクパルスを取りこぼすことがありますが、幸い、ゲートエクステンダーという解決策があります)。全体のパターンの1音ごと(四分音符や八分音符など)に高電圧になるパルスのこともあれば、MIDIやRoland DIN Sync互換機器で一般的な 24 ppqn(四分音符あたり24パルス)のような、より高速なクロックのこともあります。このクロックは目的のテンポに結び付いており、テンポに応じて変化します(一定の速度になりがちな、ビデオレートやサンプルレートでの同期とは対照的です)。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次