ADSR [アタック/ディケイ/サステイン/リリース]

このエンベロープジェネレーターはゲート入力を受け取ると、通常0ボルト(VCAにつないだ場合は無音、電圧制御フィルターやオシレーターにつないだ場合は最も低い周波数に相当)から始まり、アタックのつまみで設定した時間をかけて、出力できる最大電圧(システムによって通常5〜10ボルト。出力レベルのつまみで調整できることも多い)まで上昇します。そのレベルに達すると、出力電圧はすぐにディケイのつまみで設定した速さで下がり始め、サステインのつまみで設定した電圧に達します。入力ゲートがまだ有効なら、ゲートが0ボルトに戻る(通常は、コントロール用キーボードなどのキーを離したとき)まで、このレベルが保たれます。そのときに、出力電圧はリリースのつまみで設定した速さで0ボルトに向かって下がり始めます。

ADSRの設計が異なるのは、サイクル全体を最後まで進ませなかった場合の動作です。たとえば、アタックやディケイが終わる前にノートを離した場合、多くのエンベロープは、そのときの電圧レベルからそのままリリースに移行します。一方、アタックやディケイに割り当てられた時間をすべて経過してからリリースに移るエンベロープもあります。新しいゲート=ハイの信号を送ってエンベロープを再トリガーした場合、アナログのエンベロープジェネレーターは通常、そのときの電圧からアタックを開始します。デジタルのものは、いきなり0ボルトに飛んでそこからやり直す傾向があります。

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