すべての能動的な電子回路には、通過できる信号の強さに限界があります。この限界は、正負の電源電圧に関係していることが多いです。信号がこの限界を超えようとすると、その限界で切り落とされ(クリップされ)ます。たとえば、+12ボルトの入力電圧はそのまま通過できても、+13ボルトを入力すると12ボルトで出力されます。このクリッピングは波形に歪みを生じさせ、たいてい高次の倍音(耳障りなブザー音のようなもの)を加えます。回路によってクリッピングへの入り方は異なり、平らな限界に達する前に少し丸みを帯びるものもあります。これはソフトクリッピングと呼ばれ、耳障りさが和らぐので好まれることがよくあります。