HP [水平ピッチ]

Horizontal Pitch(水平ピッチ)の略です。シンセサイザーモジュールのユーロラック・フォーマットでは、モジュールの幅はhp(ホリゾンタル・ピッチ)単位の数で定義されます。1hpは0.2”(5 mm)です。ほとんどのモジュールは偶数hpの幅ですが、奇数hpのものもあります。また、モジュールは、わずかに幅が広すぎるモジュール同士が重なって問題になるのを避けるため、0.2”のちょうど何倍かよりも、ほんの少しだけ狭く作られているのが普通です。

奇数hp幅のモジュールは、かつては呪われた存在でした。モジュールの縁をきれいに揃えたり、1列に隙間なく並べたりするのが難しかったためです。(モジュラーシンセ愛好家の中には、ときどきOCDに悩まされる人がいることが知られています。)最近では、選べる奇数hp幅のモジュールが増えており、宇宙の秩序を取り戻す助けになっています。

(あるユーザーから、HPはHewlett Packardの略でもあることを指摘してほしいと頼まれました。彼によれば、この会社はU(ユニット)のようなコンピューターのラック寸法の標準化に関わっており、それがまずプロオーディオに、そして今ではシンセシスに借用されてきたのだそうです。というわけです。)

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