ノイズとは、要するにランダムな信号です。シューという音、息の音、風や波の音など、はっきりした音程のない音として認識されるのが最も一般的です。ローフリケンシーオシレーターの代わりになる、ゆっくり動くコントロール信号であることもありますが、周期的で予測可能なものではなく、ランダムな性質を持ちます。ノイズは、周波数分布の異なるホワイト、ピンク、レッド、ブルーなどの「色」で説明されることがよくあります。
シンセで音を作る際、ノイズはパーカッシブな音を作ったり、音程のある音に人間的な息づかいを加えたりするうえで重要な要素になります。
ノイズは電子的には、サンプル(ある瞬間で固定)してランダムな電圧出力を得られる、一連のランダムな数値や電圧とも考えられます。ノイズがサンプル&ホールドモジュールの入力としてよく使われるのは、このためです。
また、ノイズは、フィルターによって加わるヒスノイズや、モジュールの電源やコントロール電圧のラインに不要な信号が入り込んで生じるランダムなグリッチなど、信号に混入する望ましくない音やランダムさと結びつけられることも多くあります。