バランスオーディオ

これは、3本の線でオーディオ信号を伝送する方式を指します。1本目はグラウンド(0ボルトの基準)、2本目は0Vを中心に上下に振れるオーディオ信号そのもの、3本目は元の信号が正に振れているときに負に振れる、反転コピーの信号を運びます。この方式はケーブルの途中で混入するノイズを除去するのに役立ちます。外来ノイズは、通常の線にも反転した線にも同じように乗るためです。信号が目的地に着くと、反転した線をもう一度反転させて元の信号線と足し合わせ、混入したノイズを実質的に打ち消します。

バランスオーディオでは通常、基準信号レベルが+4dB(ラインレベルより高いものの、ほとんどのモジュラーシンセよりは低いレベル)とされます。マイク信号は、比べものにならないほど微弱で外来ノイズの影響を受けやすいため、ほぼ例外なくバランス伝送になっています。

モジュラーシンセは、内部の信号にアンバランスオーディオを使うのが一般的です。バランス出力(または入力)が必要な場合は、バランスとアンバランスを相互変換し、必要なレベル合わせも行ってくれる専用モジュールが必要になります。

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